日本への海外旅行者数増加に伴う日本の「おもてなし」とは

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2016年に入ってもまだまだ増え続ける外国人旅行客。

この記事では、外国人旅行客の動向や日本への影響などをまとめていきます。

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訪日外客数増加の傾向

昨年の2015年の訪日外国人観光客数が、過去最高だった2014年を47%上回りました。
2014年が 1341万3467人 だったのに対し、2015年は 1973万7400人 まで増えたデータが出ています。
日本人が海外に出る人数をも上回ってしまいました。

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出典:国土交通省 観光庁

国別のデータでは、2015年は1位は中国、2位が韓国ですが、2016年1月~2月までの数字では韓国が1位という現状。
目標では2020年に開催される東京五輪までに2000万人としているようですが、今のペースでは目標達成できそうですね。

海外の評価も高い大阪のUSJでは「ユニバーサル・クールジャパン 2016」が開催されている中、3月7日に年間の過去最高入場者数(約1,270万人/2014年度)を記録しました。
その記録にも訪日外国人の影響が・・・。
訪日外国人ゲストが前年比185%UP。すごいですね。

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出典:ねとらぼ

 

しかし、訪問地の偏りがかなり大きいのが問題になっています。

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出典:おうちマガジン

東京、大阪が45%前後、新潟に関しては0.1%とその差が著しいですね・・・。

私も大阪に住んでいますが、商店街を歩いていると中国か韓国にでも来た気分になります。笑

 

 

日本側の影響と対応

ホテルが取れない、宿泊料金の値上げ

訪日外国人の急増により、ホテル不足が深刻化している。
これを機に、他業種がホテル産業に参画しているが、まだまだ足りていないという。
更に稼働率が上がったことにより、宿泊料金が上がっています。
ここへの対応としては、「民泊」「マッチングサイト」「低価格宿泊施設」が挙げられています。

 

  • 民泊

訪日外国人増加に伴い「民泊」のビジネスモデルが登場。

分譲マンションなどの空き家を利用し、1日や数週間単位で宿泊料金を設定するビジネスが増えています。

例えば、月10万円の賃貸を月1万円に設定すれば、最大月20万円の賃料になるというわけです。

しかし、日本には旅館業法という法律によって、持家であっても、物件の貸主は都道府県知事から営業許可を取る必要があり、そのハードルはなかなか高いようです。

 

  • マッチングサイト

airbnb

米国の「Airbnb」・・・宿泊施設を貸したい人と借りたい人(多くの場合一般人)をつなげるウェブサービス

こちらが主流となっているようですが、先ほどの旅館業法の問題が浮上し、訪日外国人の不安も広がっているとのこと。

そこで、日本の新たなマッチングサイトが登場。

 

STAY JAPAN

STAY JAPAN」・・・空室物件を滞在施設として予約できるマッチングサイト

 

とまりーな

とまりーな」・・・地方独特の文化に触れながら、地元の民宿や民家に宿泊し、住民との交流を深めるための仲介サイト

これらの参入により、民泊事業の発展と訪日外国人の不安の払拭となるのではないでしょうか。

 

  • 低価格宿泊施設

今とても話題になっているのが、相部屋・素泊まりで3000円前後というホステル形式のインバウンド向け宿泊施設の誕生。

「宿泊費用を抑えて、そのぶんを食事や体験に使いたい」という観光客のニーズを踏まえながら「低価格でもデザイン性が高く、快適さ、便利さを追求する」施設があるのです。

湯河原旅館

The Ryokan Tokyo (神奈川県湯河原町)

もちろん日本人観光客でも利用できます。

この宿泊料金でこのクオリティーで、運営できるのか心配になるほどです(笑)

こういう施設が各地に増えれば、都心のホテルも少しずつ空きが出てくるのではないでしょうか・・・

 

マナーの悪い旅行客

・ところ構わず大声で喋る、叫ぶ

・会計前の生鮮食品にベタベタ触る、食べる

・神聖な場所に落書き

・ゴミをポイ捨て

・物を盗む

・指定席を自由席のように使用

・トイレマナーが悪い

などなど、色々な問題が出てきています。

 

これら問題に対し、京都市は外国人旅行者向けにエチケットをまとめたマナーガイドを作成した。

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出典:トリップアドバイザーギャラリー

京都のみならず、各地で必要・・・いや、「日本でのマナー」としてもまとめるべきだと思う。

とは偉そうに言うものの、私たちが海外旅行に行く際にも、日本とは違うマナーに驚かされることもあるはずで、特に下調べして行かないのが現状。

なので、各国の空港で必ず渡されるものとして、世界で作って欲しいものですね。いつかは・・・

 

日本には誇るべきものが沢山あるので、一人でも多くの外国の方に日本の「伝統」や「風情」などを感じていただき、もっと日本を好きな人が増えて欲しいですよね。

そのためには、2020年の東京五輪までに、私たち日本人だからこそできる「おもてなし」を確立することが必要不可欠だと思います。

あと4年・・・私たちにできることは何でしょう?

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2016-04-03
カテゴリー: Other | 投稿者: NOR
 

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