【最新AI機能の使い方】PhotoshopのAI画像生成機能がすごい!

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Adobe Photoshopに追加された新機能「生成AI機能」を実際に使用してみました。

今まで合成の作業はモノによっては、とてつもない時間と労力を費やしていましたが、この新機能でかなりの短縮になると思います!

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生成AIとは「ジェネレーティブAI(Generative AI)」とも呼ばれ、AIを用いてオリジナルデータを生み出すことのできる人工知能(AI)の一種です。

人工知能を用いて、入力されたデータから新しいデータを生成することができます。

 

Illustratorの生成AIに関する記事はこちら↓

【AI新機能の使い方】Illustratorの生成AI「Firefly Image 2」でテキストからベクターを作成!

 

Adobe Photoshop AIについての詳細はこちら↓

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/ai.html

 

画像の人物を切り取ったり・追加したり、背景を拡張したり・違う背景に置き換えたり、そこにあるもの・ないものを加工できる便利な機能です。

※生成にはインターネット接続が必要になるので、オフラインでは使用できません。

 

画像の読み込み

編集したい画像をPhotoshopに読み込みます。

今回はこの画像を使用します。

 

切り抜きツールで「画像の拡張」

「切り抜きツール」を選択し、上部のバーにある「塗り」を「生成拡張」に変更します。

①「切り抜きツール」 → ②「塗り:生成拡張」

画像の左右どちらかの端にカーソルを持っていき、「optionキー/Altキー(Windows)」をクリックしながら必要なだけ広げます。

すると、広げた両端に空白ができますので、どこでも良いので「ダブルクリック」します。

自動で生成がスタートし、オブジェクトに併せて自動で塗りつぶしを生成してくれます。

①「optionキー/Altキー(Windows)」を押しながら「クリック」 → ②広げたい分だけ「ドラッグ」

使用したい縦画像を横画像にしたい場合などに便利ですね。

 

【切り抜きツールで画像を拡張する作業動画】

※動画時間短縮のため生成中はカットしています。(私の環境ではおおよそ30秒ほどでした)

 

AI生成塗りつぶしでオブジェクト置き換え

画像の中に不要な部分、置き換えたい部分がある場合は、選択ツールを使用して生成塗りつぶしを実行します。

今回は「なげわツール」を使用して加工したい部分を選択します。

選択できたら、「生成塗りつぶし」ボタンを押します。

続いて、「生成」ボタンを押します。

①「なげわツール」で選択  → ②「生成塗りつぶし」 → ③「生成」

この時に、テキストボックスに任意のテキストを入力すると、そのキーワードに併せてAIが自動生成してくれます。

これは後ほどご説明します。

 

生成塗りつぶしが終わると、「プロパティ」に塗りつぶしのバリエーションが表示され、好みのものを選択することができます。

気に入るものがなければ、再度「生成ボタン」を押すと新しいバリエーションが追加されます。

今回の生成塗りつぶしはこんな感じです。

 

【AI生成塗りつぶしでオブジェクト変換の作業動画】

※動画時間短縮のため生成中はカットしています。(私の環境ではおおよそ30秒ほどでした)

 

Adobe Photoshop 生成塗りつぶしの詳細はこちら↓

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/generative-fill.html

 

任意の場所に画像を生成する

「選択ツール」で任意の場所を選択し、生成したい内容をテキストプロンプトとして入力します。

今回は海の中なので「魚」を生成してみます。

 

任意の場所を「なげわツール」で選択し、テキスト入力ボックスに「魚の群れ」と入力します。

最新バージョンでは「日本語」にも対応しています。

①「なげわツール」で選択  → ②「生成塗りつぶし」 → ③「魚の群れ」と入力 → ④「生成」

 

「魚の群れ」のバリエーションが表示されるので、好みのものを選択します。

後から変更したい場合は「レイヤー」からバリエーションが表示されるので、好みのものを選択します。

「〇〇の△△」や「〇〇している△△」など形容詞・動詞・名詞などを組み合わせた方が生成が効率良くなるとされているみたいです。

 

【任意の場所に画像を生成の作業動画】

※動画時間短縮のため生成中はカットしています。(私の環境ではおおよそ30秒ほどでした)

 

完成画像

今回の完成系がこちらです。

 

ビフォーアフターがこちらです。

 

それぞれの生成に入力した「テキスト」を記載したものも掲載しておきます。ご参考までに。

以下はあくまで個人的見解ですが、

  • 生成までの時間やエラーはインターネット環境にも影響する。
  • 日本語よりも英語の方が精度が高い気がする
  • 「ウミガメ」は余裕。「ジンベイザメ」はただの「サメ」。詳しい魚の種類は難しいのかもしれません。
  • 「3匹のタツノオトシゴ」としてみたが「2匹」だった。選択範囲の大きさや遠近感の具合で判断してくれたのかな?
  • 「ダイバー」の前に「人魚」も試してみたが、結果がちょっと気持ち悪い感じだった(笑)ご興味のある方は試してみてください。
  • 広範囲に生成する場合には、選択範囲は気持ち大きめにしてあげた方が生成がうまくいくかも。

 

また近いうちに「生成AI機能」のその他の使い方をまとめたいと思います!

 

Illustratorの生成AIに関する記事

【AI新機能の使い方】Illustratorの生成AI「Firefly Image 2」でテキストからベクターを作成!


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2023-10-06
カテゴリー: Adobe | 投稿者: NOR
 

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