ターミナル

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空港から出れなくなった男が心を温めてくれる映画

ストーリー
感動
コメディ
スリル
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  • 日本公開:2004年12月18日
  • 監督:スティーブン・スピルバーグ
  • 出演者:トム・ハンクス / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ / スタンリー・トゥッチ
  • ジャンル:ヒューマン・コメディ / ロマンス

アメリカのジョン・F・ケネディ国際空港のロビーで入国手続きをしていた、クラコウジア人のビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)はビザが使えなくなっていた。

彼の母国クラコウジアでクーデターが起こり、クラコウジア政府が消滅。アメリカに入国することができない状態になっていたのだ。

行き場を失ってしまったビクターは空港に留まるしかなかった。

 

JFK空港の国境警備局主任のフランク・ディクソン(スタンリー・トゥッチ)は、英語がわからないビクターに何とか状況説明をするが伝わらず、取り敢えず空港から出ないよう命令をする。

テレフォンカードとポケベル、空港内のパスと食事券だけを渡され途方に暮れるビクターだったが、空港内のテレビ映像でクーデターの事を知り自分の置かれた状況を受け止めるしかなかった。

 

真面目なビクターは、不法入国など考えず、空港内で生活する手段を身につけていく。

昇進したいフランクは、何とか空港から追い出したいがうまくいかず、昇進さえも見送られることに。

 

食事券を捨てられてしまい、空腹に苛まれていた時に空港内の旅客用カートを返却しデポジット金をもらう人を見て、ビクターはお金を稼ぐ術を見出すことに。

しかし、フランクはすぐに担当業務員を配備し、ビクターは再びお金に困ることに。

 

そんな中、ビクターが何度も足を運んでいたビザ申請の窓口の女性へ密かに想いを寄せるエンリケ・クルズ(ディエゴ・ルナ)に声をかけられ、彼女に色んな質問をする代わりに無料で食事を与るという交渉を受け、それからは毎日の食事には困らなくなった。

 

ある日、空港内でアメリア・ウォーレン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と出逢い、何度も空港で会う度に二人は親しくなっていく。

 

アメリアを食事に誘う為に空港内で職を探すが見つからず・・・

しかし、たまたま置いてあった大工道具で壁の塗装をし、腕を見込まれたビクターはターミナルの内装業の仕事でお金を稼ぐことに。

空港の仲間たちの手助けもあって、アメリアを食事に誘い、空港内の展望デッキでディナーをすることで、二人は意気投合する。

 

アメリアに想いを伝える為、空港内の水飲み場を改造し噴水を作ることに。アメリアが好きなナポレオンがジョセフィーヌに噴水を贈ったのと同じように。

噴水は未完に終わってしまったが、フライトから帰ってきたアメリアにビクターは大切に持っていた缶詰を見せ、自分がなぜ空港で生活しているのかを話す。

 

その翌日、クラコウジアの内戦が終結。

喜ぶビクターのもとに、コネで取得したアメリカに1日だけ入国できるビザを渡す。

ついにアメリカに入国できると喜ぶビクターだったが、フランクは空港の仲間たちをタテにクラコウジアへ帰るよう迫る。

諦めてクラコウジアへ帰ろうとするビクターに空港の仲間たちが喝を入れ、空港の職員と共に背中を押すことで、ビクターはニューヨークへ行く決心をする。

 

父との約束を果たす為に・・・

 

 

 

空港の仲間に見送られるビクター

 

あまり公にはなっていないみたいですが、本当にあった話を基に作られたらしいです。

実話は似ても似つかないほど悲惨だったようですが・・・

 

それにしても、トム・ハンクス主演の作品は本当に面白いですよね。

非現実的なストーリーであっても、人間味溢れるキャラクターで世界を魅了する人です。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2015-10-23
カテゴリー: Movie | 投稿者: NOR
 

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