LEON

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過去に流行った「マチルダボブ」という髪形はこの映画から誕生

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  • 日本公開:1995年3月25日
  • 監督:リュック・ベッソン
  • 出演者:ジャン・レノ / ナタリー・ポートマン / ゲイリー・オールドマン
  • ジャンル:アクション / ラブストーリー

ニューヨークに住む殺し屋レオン(ジャン・レノ)。彼は超一流の殺し屋だ。
表向きはイタリアンレストランの経営者として生活しながら、マフィアのボスであるトニー(ダニー・アイエロ)を介して殺し屋としての任務を確実に遂行する。

 

レオンとマチルダの出逢い

ある日、マンションの隣人のマチルダ(ナタリー・ポートマン)が父親に暴行をうけ、顔にアザをつくりアパートの廊下で煙草を吸っているところでレオンと知り合う。

 

マチルダの家庭環境は複雑で、父(ジョセフ)や義姉(ジョアン)からは暴力を受け、義母(マージ)はマチルダに関心を持たず、唯一の安らぎは幼い弟(マイケル)だけだった。

そんな中、マチルダの父ジョセフを訪ねてきたスタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)一味。

 

麻薬を預かっていたジョセフに「純度100%のヤクが90%に下がっていた。」と問い詰める。

「くすねてない。」の一点張りのジョセフに「翌日の正午までに誰が盗んだか調べろ。」と言い残し、その場を去る。

 

身も心も孤独になるマチルダ

翌日、マチルダが父の暴力により鼻血を出しているところにレオンが通りかかり、ハンカチを差し出す。

 

鼻血を拭きながら、マチルダはレオンに問いかける。

「大人になっても人生はつらい?」

「つらいさ。」とレオンはつぶやく。

マチルダは買い物に行くついでに、レオンがいつも買っている牛乳2本を買いに出かける。

 

その後、ジョセフが商品を横領したことを見抜いたスタンフィールド一味がアパートに押しかけ、スタンフィールドは容赦なくジョアンとマージを射殺。ジョセフに薬の在り処を問いかける。

 

スタンフィールド一味はヤクを探しながら家中を荒らしまわる。

一瞬の隙をついてスタンフィールドに発砲したジョセフに手下の一人がマシンガンを連射。

その流れ弾に当たりマイケルも死亡。逃げるジョセフにスタンフィールドが発砲しジョセフは倒れ、打たれたことに激怒したスタンフィールドが残りの弾を全て打ち込み無残に銃殺。

 

そこへ、買い物を終えたマチルダが帰宅したが、アパートの廊下で異様な雰囲気を察知し、家族が殺害されたことを知る。

自分の家の前を通り過ぎ、レオンの家の前へ。

泣きながらチャイムを押すマチルダを家に入れるか葛藤するレオン。

 

そして、レオンはマチルダを家に入れることに。

 

悲しみと復讐

マチルダを心配するレオン。

「お父さんが・・・。」

「いずれは私が殺してたわ。」

マチルダは弟への愛情と4歳という幼さの無念で泣いているとレオンに話す。

「ブタ姉貴より私に懐いていたの。」

「ブタを悪く言うのは良くない。」

「台所でブタを1匹飼ってるが、清潔だし臭くない。」

そう言ってレオンは台所へ。

 

 

 

マチルダに笑顔が戻る。

レオンが台所に牛乳を取りに行っている間に大量の銃が入った箱を見つけ、レオンが殺し屋と知るマチルダ。

「誰でも殺すの?」

「女と子供以外はな。」

マチルダは何でもするから殺し方を教えてほしいとレオンにお願いするが、もちろん断られる。

 

翌朝、レオンは朝食を食べたら出ていくようマチルダに言う。

マチルダはレオンにメッセージを書いたメモを渡すが、レオンは字が読めなかった。

そこには”私も殺し屋になりたい”と書いてあった。

レオンは拳銃一丁と弾を渡し「せん別がわりだ。俺は一人で仕事をする。」と言う。

「私を助けたあなたにも責任があるわ。今、私を追い出したら、ドアを開けなかったのと同じ。」

レオンは困った顔で「マチルダ、君はまだ子供だ。とても殺し屋にはなれない。」と言うが、マチルダは銃を手に取り、窓から乱射する。

 

「これでも?」

 

2人の同居生活

レオンはトニーに頼んでライフルを用意してもらう。

それがマチルダの初めての練習だった。

 

それから銃の扱い方や手入れの仕方、筋トレや掃除に洗濯もこなす毎日。

レオンに文字の読み書きも教える。

 

そんな単調な毎日にマチルダは「ゲームをしましょう。」と提案。

モノマネあてゲームが始まる。

 

 

レオンには不向きなゲームだった。

 

 

レオンの唯一の友達は鉢植えの観葉植物。根が地面についてないということが自分と似ているという。

ホテル移動を繰り返し、マチルダとの同居生活をするうちに互いに心の安らぎを見出し、二人は複雑な感情を抱いていく。

 

麻薬取締局の男

ある日、マチルダが自分のアパートの部屋に行くと、スタンフィールドが警察と共に現場検証にやってくる。

車で移動するスタンフィールドをタクシーで追いかけ、麻薬取締局の捜査官であることを突き止めたマチルダ。

 

その夜、マチルダは2万ドルを差し出し、レオンにスタンフィールドを殺して欲しいと依頼。

しかし、レオンは殺しの依頼も受けなければ、マチルダに人を殺すと人生が変わると説得する。

”私が欲しいのは愛か死よ”

マチルダは銃に弾を交互に半分入れ、装填させる。

 

「私への愛がないことを願うわ。もし私への愛が、ひとかけらでもあったら、このことを後悔するから。」と銃口を頭に向けるマチルダだったが、レオンは間一髪で銃口を外す。

マチルダは泣きながら「私の勝ちね。」と言った。

 

それからは実践練習が続く。

レオンとある任務を遂行した後に、マチルダはテーブルに火をつける。

「何をする気だ?」

「女や子供以外っ言ってたでしょ?この麻薬は、女も子供も殺すわ。」

 

 

ある日、マチルダはピザの配達員を装い麻薬取締局に侵入する。

しかし、スタンフィールドに見破られ捕まってしまう。

同じときにレオンはマチルダ一家殺害に加わった一味の暗殺を遂行していた。

アパートに帰ってきたレオンはマチルダの手紙を見て、マチルダを助けに麻薬取締局へ。

一瞬のうちに一味2人を銃殺し、マチルダを助けることに成功。

 

部下を殺されたスタンフィールドは、イタリア系の殺し屋と聞きトニーに問い詰める。

全てをレオンの仕業だと確信したスタンフィールドは、レオンのアパートに警察の全部隊を動員し奇襲をかける。

 

レオンvs特殊部隊

買い物から帰ってきたマチルダは捕まってしまい、ドアノックの合図を聞かれでたらめなノックの仕方を教える。

 

そのノックで異変に気付いたレオンは特殊部隊を返り討ちにし、人質を取ることでマチルダの救出に成功。

しかし、あまりの敵の数に危険を感じたレオンは、マチルダを先に脱出させることに。

1時間後にトニーの家で落ち合うことを約束するレオンだったが、マチルダは泣きながらしがみつく。

 

「1人にしないで。」「あなたを失いたくない。」

「君は、俺に生きる望みをくれた。大地に根を張って暮らしたい。独りにはしないよ。たのむから行ってくれ。」

「愛してるよ、マチルダ。」

 

そう言ってマチルダを見送り、最後の戦いへとむかうレオン。

 

 

この映画は確実に20回近く観ています。

何度見ても飽きないし、恋愛ものはあまり好きではないですが、「本当の純愛」とはこの映画が語ってくれているのかもしれません。

ジャンル問わず、5本の指に入る作品ですね。

もし、まだ観ていない方は要チェックです!



最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2015-10-23
カテゴリー: Movie | 投稿者: NOR
 

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