フォレスト・ガンプ / 一期一会

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出逢いや希望を大事にしようと考えさせられる映画

ストーリー
感動
コメディ
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  • 日本公開:1995年3月11日
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 出演者:トム・ハンクス / サリー・フィールド / ロビン・ライト / ゲイリー・シニーズ / ミケルティ・ウィリアムソン
  • ジャンル:ヒューマン / ラブストーリー

「ママは言ってた。”人生はチョコレートの箱みたいって。食べるまで中は分からない。”」バス停のベンチで見知らぬ人に話し掛けるのは、フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。
話し掛ける人がその場を去っても、次の人にもずっと自分の人生を話し続ける。

 

小さい頃に背骨が曲がっていることで足に強制器をつけていたこと。周りから白い目で見られようと、負けないように母に言い聞かせられたこと。

フォレストは小さい頃から知的指数が低かった。
しかし、母は自分の息子にも同じようにチャンスを与えたいと公立の小学校へ入学させる。

 

ジェニーとの出逢い

小学校に入ったフォレストは「のろま」と周りからいじめの標的とされていた。
そんなフォレストにいつも優しく声を掛け助けてくれたのはジェニー(ロビン・ライト)。
二人はすぐに意気投合し、いつでも一緒だった。

”フォレスト!走って!”
いじめっこに自転車で追いかけられるフォレストに走って逃げるよう叫ぶジェニー。

 

不思議なことに足の矯正器が外れていく。

 

ものすごいスピードで走り去るフォレスト。

それからは、気付けばいつも走っていた。

そんなジェニーが、ある日学校に来なかったので、フォレストはジェニーの家へ。
父親に怒鳴られるジェニーだったが、フォレストと共に畑の中に逃げ込み、二人で祈りをささげる。

「”神様、ここから逃げられるよう鳥にしてください・・・”」

 

実はジェニーは父親から性的暴力を受けていたのだ。

その祈りが通じたのか、事情が警察に発覚し、父親は逮捕されジェニーはおばあさんと暮らすことに。

 

俊足のフォレスト

高校生になっても二人はいつも一緒だった。

「”フォレスト!走って!”」
高校に入っても車で追いかけられるフォレスト。

 

猛スピードで逃げるフォレストが向かった先は試合中のラグビーのグラウンド。

 

選手を抜き去るフォレスト。

その俊足がきっかけで大学に入学し、フットボールチームに入ることに。
もちろん試合でも大活躍。全米代表選手にも選ばれ、ケネディ大統領とも面会するほどに。

大学時代はフットボールばかりの生活だった。

 

ババとの出会い

自分の将来についてまだ何も考えていなかったフォレストは、卒業式で陸軍への入隊をすすめられ志願する。

そこでエビ採り漁船の船長になる夢を持ったアメリカ系アフリカ人のベンジャミン・ブルー(ミケルティ・ウィリアムソン)に出会う。
あだ名はババ。黒人だから皆がそう呼ぶらしい。

入隊初日に怒られて間違いだったのかと不安になるフォレストだったが、思いがけぬことに軍隊に釘のようにピッタリはまる。
言われたことやり、言われたことに「はい!軍曹殿」と応えればいいのだから。

 

雑誌に載ったジェニーが舞台で歌うようスカウトされたと聞き、フォレストは劇場に向かったが、そこはストリップの舞台だった。
裸にギターで歌うジェニーを客は乱暴に扱おうとする。

ジェニーを助けようとするフォレストだったが「私を助けようとするのはやめて!」と突き放される。

「でも、君を愛してるんだ。」というフォレスト。
ジェニーは「愛が何かわかっていないのに。」と言った。

フォレストは黙ってしまう。

フォレストがベトナムへ送られることを伝えるとジェニーは「それなら約束して。何かあったら勇気など見せずに走って。」と言ってその場を去った。

 

ダン中尉との出会い

ババと共にベトナムへ送られたフォレストは、ダン中尉(ゲイリー・シニーズ)の小隊に配属されることに。

厳しい戦地で、もたれ合って寝る二人。
ババは兄弟のように想うフォレストに「一緒にエビ商売をしよう。」と提案する。
もちろんフォレストは快諾する。

良い仲間にも恵まれ、戦地を進んでいくフォレスト達は、敵の待ち伏せに会い銃撃戦に。
不意をつかれ次々と倒れていく隊員達を見て、ダン中尉は退避命令を出す。

その時、フォレストの頭を過ったのはジェニーの言葉。

フォレストは走った。

早く走りすぎて独りになっていることに気付き、親友のババを探しに引き返すフォレスト。

ババを見つけるまでに何人もの声が聞こえる。
「フォレスト!助けてくれ・・・」

まだ助かる仲間を担いで、一人ひとり密林から運び出すフォレストだったが、ダン中尉は両足を重症、ババを見つけた時には致命傷で「うちへ帰りたい。」と言い残し、ババはその場で命を落としてしまう。

 

 

ピンポンとの出会い

お尻に銃弾を受けてしまったフォレストは入院することに。
そこには両足をなくしたダン中尉も居たが、心を閉ざしてしまっていた。

 

「部下と戦死するはずだったのに・・・」
「戦場で名誉の死を遂げるはずだった・・・」
「俺はどう生きればいい?」
というダン中尉の言葉に、フォレストは何も返せなかった。

病院には卓球台があり、フォレストは才能を開花させたかのようにどんどん上達していった。

そんな中、フォレストに栄誉勲章が与えられることとなり、祖国で大統領に称えられた。
首都見物に向かうフォレストは、たまたま反戦運動の行列に紛れてしまい演説を行うことに。
そこでジェニーと再会する。

 

二人は一晩中お互いの今までのことを話し歩き、フォレストは幸せな時間が終わってほしくないと願うが、翌日またジェニーは去ってしまう。

その後、卓球の腕を買われ全米卓球チームへ入り、中国にまで試合に行ったことで一躍有名人に。
ジョン・レノンと番組に出るほどだった。

 

小隊長との再会

病院以来、初めて小隊長(ダン中尉)と会った。
しかし、小隊長は「なぜお前なんかに名誉勲章だ。」とまだ恨んでいるようだった。

とは言いながら、その年のクリスマスも年越しも一緒に過ごすことに。

そんな中、フォレストはババとの約束を守るために、お金を貯めてエビ採り漁船を買う計画をしていた。
それを聞いたは小隊長「じゃぁ、俺が一等航海士になってやる。」と約束する。

ある日、フォレストが卓球をしていると除隊書類を渡され、すぐさま母の元へ帰った。

卓球で有名になったフォレストの家には、沢山の荷物が届いていた。
中には2万5000ドルの小切手を置いていき、うちのラケットを使って欲しいという企業もいた。

 

フォレストはそのお金でエビ漁船が買えると思い、ババの家族の元へ。
もちろん、ババのお墓へ報告もした。

エビ採り漁船を手に入れ、すぐに漁に出るフォレストだったが、ババの言うようにしても網にかかったのはのは5尾だけ。

船にはこの世で一番美しい名前”ジェニー”とつけた。

翌日、漁に出ようとしたらダン中尉が。
一等航海士の約束を果たすために来たそうだ。

早速、二人は海へ出るが、かかるのはガラクタばかり。

 

教会でお祈りをしてもダメで、ついには小隊長が「頼りない神だな。」の一言で嵐に巻き込まれる始末。

しかし、それからは何故か大漁で会社が建つほどに。

小隊長が言った。
「フォレスト。命を助けてくれたこと、礼を言うよ。」

 

その時、フォレストは思った。
「小隊長は、神と仲直りしたのだ。」

 

母の死

母が病気と聞き、走って帰るフォレスト。

 

フォレストは母に尋ねる。
「なぜ死ぬの?ママ。」

母はこう答える。
「そういう時が来たからよ。」
「死を怖がらないで。生の一部なんだから。」

その後日、母は亡くなった。
癌だった。

小隊長との仕事はそれっきりだったが、小隊長はフォレストのお金でアップル社に投資をし、一生お金には困らないと手紙をくれた。

フォレストは母が言っていた「必要以上のお金は、意味のない無駄なお金」という言葉を思い出し、お金の一部を教会や入り江の漁師救済病院へ寄付したり、ババの取り分を彼の母へ渡した。

 

結婚しよう

ある日、フォレストが家の庭を芝刈りしていると、ジェニーが現れる。

行くところがなかったのか、よほど疲れていたのか、何年も眠らなかったように眠り続けた。
それからの日々は、フォレストにとって一番幸せなひと時だった。

そして、フォレストはジェニーに言った。
「結婚しよう。」

でも、ジェニーは
「私なんかと・・・」と言い、Yesと言ってくれなかった。

フォレストは
「僕は利口じゃないけど、愛が何かは知ってるよ。」と言った。

 

その夜、ジェニーはフォレストの部屋へ。
愛し合う二人だったが、翌朝にはジェニーは消えていた。

 

放心状態のフォレストだったが、急に走り出す。

どんどん走り、町を越え、郡を越え、州を横断し、海へ出たら引き返す。

母が言っていた「過去を捨ててから前に進みなさい」という言葉を思い出していたのだ。
そんなことを繰り返し、3年と2か月14日と16時間走り続けた。

 

家に帰ると、ジェニーから手紙が届いた。
その手紙には「サバンナに来て欲しい。」と書いてあった。

「だから、今からバスに乗ってその住所へ向かうんだ。」とベンチで語るフォレスト。

話を聞いていたおばあさんが「その住所なら、バスを使わなくてもすぐそこよ。」と教えてくれた。

フォレストは走っていった。

 

ストーリーはまだあと少し続きますが、ここまで見られた方はきっとこの映画を見たくなったでしょう。

この後はご自身の目で確かめて、この映画の素晴らしさを体感してください。

私の人生で5本の指に入れたくなる作品です。

ぜひ、ご覧ください。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2015-11-12
カテゴリー: Movie | 投稿者: NOR
 

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