若きジョニー・デップが至極の演技で魅せる映画
ストーリー | |
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- 日本公開:1997年11月15日
- 監督:マイク・ニューウェル
- 出演者:ジョニー・デップ / アル・パチーノ / マイケル・マドセン
- ジャンル:ギャング / ヒューマン
FBI潜入捜査官ジョー・ピストーネ(ジョニー・デップ)は、以前よりマークしていたマフィアに潜入捜査に入ることになっていた。
ある日、そのマフィアの一員レフティー(アル・パチーノ)と接触し、宝石鑑定の腕をかわれ仲間となることに成功。
そこからは ”ドニ―・ブラスコ” としてマフィアの一員となっていくことに。
ドニ―は毎日マフィアの内情を報告しながら着実に成果をあげていくのだった。
しかし、一方で家族との距離は離れていくばかり。
家族を守る為に仕事のことを明かさないジョーに、妻のマギーは苛立ちを抑えきれず、ついには離婚騒動に。
そんな中、ドニ―は周りのマフィアに一目置かれ、ついには自分のボスのレフティーをも差し置いて輝きを放つ存在になっていく。
ボスとなったソニー・ブラック(マイケル・マドセン)にも手腕を認められ、自分の下で動くよう指示をされる。
マフィアの仕事以外でもレフティーと過ごす内に、レフティーに私情を抱いてしまっていたドニ―は、潜入捜査官ジョー・ピストーネという真実と、マフィアのドニ―・ブラスコという偽装の狭間で息もできない状態に追い込まれてしまう。
自分が捜査官だとバレてしまった時には、自分をこの世界に入れたレフティーは殺されてしまう。
なんとかレフティーをマフィアの組織から足を洗うよう説得するドニ―だったが、レフティーのドニ―への想いはそれ以上のものになっていたことを思い知らされることに。
そして、その日がマフィアとしての最後の仕事となった。
アルパチーノ演じるレフティーが、ジョニー演じるドニ―と出会い、少しずつマフィアとは思えない人情溢れるキャラクターとなっていくのが愛らしくなりますよ。
潜入捜査というスリルと、マフィアの世界観が忠実に再現されいるところ。最後にはなぜか心がほっこりするのがこの映画の見どころです。
※ギャング映画なので、暴力的なシーンや出血シーンが結構リアルに再現されているので、苦手な方は注意してください。
あと、このストーリーはノンフィクションで、実際にあった話だそうです。すごいですよね。
それも全て踏まえて、一度ぜひ観てみてくださいね。