BIG FISH

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感動間違いなしのファンタジー映画

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  • 日本公開:2004年5月15日
  • 監督:ティム・バートン
  • 出演者:ユアン・マクレガー / アルバート・フィニー / ビリー・クラダップ
  • ジャンル:ヒューマン / ファンタジー

アルバート・フィニー演じるエドワードは、自分の今までの奇想天外な人生を言葉巧みに話すのが得意で、いつも周りの人たちを楽しませていた。

息子のウィル(ビリー・クラダップ)も幼い頃からそんな父の話が大好きで、いつも寝る前にベッドで話してもらうのが楽しみだった。

ウィルの結婚式

ウィルの結婚式でも、エドワードはウィルが生まれたときの話をして、招待客を楽しませる。

ウィルが生まれた日に金の指輪で巨大な魚を釣ったという話。

でも、ウィルも大人になるにつれて、父の非現実的な話を素直に聞く事ができなくなり、いつも本当の事を言わない父を受け入れられなくなっていた。

 

会場の外でウィルは父へ怒りをぶつける。

「僕は父さんの冒険話の脇役。僕が生まれた日、父さんは仕事に出てた。」

「生涯で今夜だけ宇宙の中心はエドワード・ブルームじゃないんだ。それがわからないの?」

言い争いの末、二人の距離は広がってしまい。それから3年口をきかなくなってしまった。

 

父の病気

ある日、ウィルの母サンドラから父の病状が良くないとの連絡が入り、妻のジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と実家へ帰ることに。

 

 

ウィルは飛行機の機内で子供が手で影絵を作って遊んでいるところを見て、昔のことを思い出し回想シーンへと切り替わる。

 

沼地の魔女の話だ。

その不気味な魔女の片目はガラスで出来ていて、その目を見ると自分の死に様が見えるのだという。

子供の頃のエドワードは、友達を引き連れて魔女のところへ行く。

「魔女の目を盗んで来い。」と言われ、魔女のところへ向かうエドワード。

 

エドワードは魔女に頼んで友達兄弟のドンとザッキーの元へ一緒に来てもらい、二人は自分の死に様を見てしまう。

ザッキーは年を取ってから、脚立から転落死。

ドンは若いうちにトイレで死んでしまう。

 

恐ろしくなってその場を立ち去るドンとザッキー。

エドワードも自分の死に方が気になり、魔女に見せてもらうことに。

「あぁ、そうやって死ぬのか。」

 

3年ぶりの父との会話

母に頼まれ、栄養ドリンクを飲ませにいくウィル。

 

父の様態を心配するウィルだったが、父は「心配するな。私の死期はまだ先だ。」と言う。

そんなウィルは「本当のことを知っておきたいんだ。」と話すが、父は話してくれなかった。

 

ストーリーはまたもや回想シーンへ。

エドワードが3年も寝ていた話だ。

体が急成長していく謎の病気にかかり、骨と肉の成長が追い付かず3年間をベッドで過ごしたというのだ。

その時に百科事典で金魚の項目が目に入り気になる説を見つける。

 

”金魚鉢が小さいと金魚は成長せず、金魚鉢が大きいと、体は2倍~3倍にも成長する”

 

それで、自分は”大きな人間”になるべき運命なのかと悟ったという。

エドワードは大人の骨格になるにつれ、大きなものに率先して手を出していった。

 

スポーツでも大活躍し、芝刈りバイトチームのリーダーや火事の家から犬を助けたり町一番の大物になった。

 

その傍らでは、いつもドンは負け犬のようだった。

 

そんなある日、エドワードの住む町に怪物が現れた。

もちろんエドワードは率先してその怪物に町を出ていくよう説得すると名乗り出る。

しかし、怪物はとんでもない巨人だった。

 

生贄になると志願するが、巨人の望みではなかった。

「俺は人間など食わない。でも腹が減る。体がデカいから。」

そんな巨人にエドワードはこう提案する。

「あんたがデカいんじゃなくて、町が小さいんじゃないか?」

「高い望みを持つ僕にも小さい。だから一緒に町を出よう。」

巨人カールと共にエドワードは町を出ることに。

 

幻の町スペクター

カールと進む道のりの中、二手に分かれる道がある。

舗装された新道と泥道の旧道。

ここでもエドワードは明らかに危なそうな旧道を選び、カールとはあとで合流することに。

危険な道を進み、たどり着いたのはスペクターという小さな町。

そこでは皆、裸足で生活し、自由きままに時がゆっくり流れていた。

スペクターの住人たちはエドワードを温かく迎える。

エドワードは不思議とスペクターに親しみを感じ、午後をスペクターで過ごすことにした。

そこで詩人のノザー・ウィンズローや8才のジェニーとも出逢い、ずっとこの町で暮らせたら幸せだと感じるが、まだ腰を据える気にはなれないとスペクターを出ていくくことに。

 

また危ない道を抜け、カールと合流し先へ進むエドワード。

 

父と母の馴れ初め

ある晩、ジョセフィーンと父が話している時に、父と母の結婚式の話になった。

しかし、母がその時に別の男と婚約していたことを知る。

 

そこから回想シーンへ。

 

スペクターを出てから、運命の導くままに旅をするエドワード。

そこでサーカスを見ることに。

サーカスのメインは大男が出てくる迫力満点の演出。

観客の歓声も鳴り響く中、エドワードは照明をカールにあてるよう指示。

異常な大きさの人間の登場に、サーカス内は静まり返り、その後サーカスは強制終了。

カールが運命に出逢ったその瞬間に、エドワードは運命の女性と出逢った。

 

エドワードの時が止まるが、すぐに時間は経ち、彼女は去ってしまった。

サーカスの団長が彼女の父親を知っているというが、高嶺の花だから諦めろと言う。

しかし、エドワードは諦めず、タダで働く代わりに1か月に1つ彼女のことを教えてくれという条件でサーカスで働くことに。

何か月も働き続け彼女のことを少しずつ知っていったが、名前も住まいもわからずエドワードは我慢できずに団長の元へ。

 

なんと、団長はオオカミ男だった。

襲われるエドワードだったが、木の枝を投げると嬉しそうに取りに行った。

そこでエドワードは学んだ。

この世で”悪者”と言われるのは、結局は孤独で礼儀知らずなだけだと。

朝になり、団長はエドワードに彼女のことを打ち明ける。

「彼女の名前は。サンドラ・テンプルトン」

「オーバーン大学の生徒だ。学期末が近いから急げ。」

エドワードは走って彼女の元へ。

 

 

しかし、彼女は婚約していた。

あのいつも負け犬のようだったドンと。

”男には戦うべき時と、引き下がるべき時がある。”

”戦い続けるのは愚か者だけだ”

”だが、私は愚か者だった”

「サンドラ!君を愛してる!絶対に君と結婚するぞ!」

そこからエドワードの決死のアプローチが始まる。

 

授業中のプロジェクターに「サンドラ 君を愛してる」

空に飛行機雲で「アイ・ラブ・サンドラ」

 

 

サンドラが好きだと聞いていた水仙の花を庭いっぱいに敷き詰めた。

 

そこにドンがやってきて「彼女は俺のもんだ!」とエドワードに殴りかかる。

そんなドンにサンドラは「婚約は解消よ!」と指輪を返す。

こうして二人は結ばれたのだ。

 

ちなみにドンは急激な運動のせいで心臓の弁がイカれ、魔女の目で見たままの死に様となった。

 

エドワードへの徴兵令状

サーカスでは住所が無かったエドワード。

4週間の入院中に手紙がごっそり届いた。

その中には米国政府からの徴兵令状が。

3年やっと経ってやっとサンドラに会えたというのに、また陸軍で3年なんてエドワードは耐えられず、兵役を1年以下にするために危険な任務に志願した。

設計図を盗み出すという機密任務にも飛び出していき、潜入するが体がつながった双子に見つかってしまう。

 

そこで、エドワードはなぜそんな危険を冒すのか、どれだけ自分がサンドラを愛しているかを説明し、一緒に脱走するための計画を立てた。

こうして双子と世界を半周する旅に出るが、アメリカに無事を伝える手段がなく、軍は戦死とサンドラへ伝えた。

「神様!ひどいわ!」

サンドラは4か月の悪夢が続いた。

 

 

エドワードが帰るその日まで。

 

埋まらぬ距離と深い愛情

「氷山を例にとれば、10%は水上で90%は水面の下だ。それが父さんなんだ。」

「本当のことを話さないから、父さんって人がわからない。」

子供に理解される父親になるために、本当のことをしりたいウィル。

 

「私はいつも自分そのものだ。」

「それが見えんのはお前が悪い。」

しかし、父は相変わらず本当のことを話してくれない。

 

そんな中、母に頼まれ父の荷物を整理していたウィルは、父の過去がわかるものをいくつか見つける。

戦死したと思われた軍からの手紙、セールスマンとして働いていたこと。

 

ウィルはある書類に目が留まり、父のことを聞くためにそこに書いてある名前の女性に会うことにした。

それがスペクターのジェニファーだった。

 

ジェニファーはすぐにウィルだと気づいた。

ジェニファーの話から、これまでホラ話と思っていた話の中に実は真実が含まれていたこと、そして父が多くの人に愛され、妻子を深く愛していたことを知る。

 

父の最期

ウィルが帰ると家には誰もおらず、父の姿も無かった。

父が発作を起こし病院へ行っていたのだ。

 

母とジョセフィーンは家に帰り、ウィルが朝まで付き添うことに。

 

ベネット先生がウィルに問いかけます。

「君が生まれた日の話を知っているかい?」

ウィル「耳にタコですよ。”魚を釣った”と。」

ベネット先生「その話じゃない。本当の話を聞いたか?」

ウィル「いいえ。」

ベネット先生「お母さんは午後3時頃入院した。お父さんは旅回りに出ていて、近所の人が付き添って来た。」

「予定日より1週間早かったが、安産で問題はなかった。」

「お父さんは残念がったが、当時は男が分娩室に入る習慣はまだなかったから、いなくても大した違いはなかった。」

「それが本当の話。つまらん話だろう?」

ウィルは「先生の話も好きだ。」と満足げに微笑む。

 

ウィルがうたた寝をしていると、父の意識が戻る。

 

父「私が死ぬ時の話をしてくれ・・・」

 

ウィル「魔女の目で見たこと?それは一度も聞いてないよ。」

 

父「・・・」

 

ウィル「・・・わかった。考えるよ。でも、出だしだけ教えて。」

 

父「この病室・・・」

 

ウィルは父の枕元で、そっと語りかけます。

 

 

 

ホラ話のような、幸せなストーリーの結末を。

 

【予告編】ビッグ・フィッシュ

 

この映画を初めて見たときには、こんなに面白いストーリーで、最後にこんなに泣かせるのか!?と驚きましたね。

感動系の映画では、必ず上位にランクインすると思います。

 

現実と非現実の物語中を行ったり来たりするので、2つの映画が存在するかのような不思議な描写が見どころです。

あとは、もう最後まで見てください!!の一言です。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿日: 2015-09-26
カテゴリー: Movie | 投稿者: NOR
 

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